からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

『足湯』のコツ

 

物事なんでもコツがあるものです。
自分で、発見していくのもいいけれど
知っている人がいるならば、聞いてみて、実践してから
自分なりにアレンジすればいい。というのが、私の考え方。
限られた人生だから、25を過ぎたら苦労ばかりすることもありません。笑


今日は、足湯(あしゆ)のコツについて

足湯の特徴は、全身浴に比べ、心臓や肺に負担をかけずに
全身を温めることができる入浴法です。
足を温めることで足元の血液が温まり、
その温められた血液が全身を巡るので、ゆっくり体が温まるわけです。
副交感神経が働き、リラックス効果も得られます。

温度は、少しぬるめの40度くらいから、徐々に温度を上げていき、
熱いのが好きな人で、44度くらいまで上げていくのが目安です。

 


寒い季節の『足湯』は、例えばこんな流れがおすすめ。
帰宅後、まずシャワーを浴びて、ご飯を食べたり、寝る準備。
準備ができたらお気に入りの音楽を流して、お好きな香りを漂わせ、
読書や日記を書いたりの『ながら足湯』をする。
40分〜1時間入ればポカポカに。
1時間〜1時間半経つ頃には、ウトウトしてきて、汗もびっしょり。
汗をしっかり拭って、着替えたら、すばやく布団にもぐり込む!
そうすると、芯までポカポカな身体で朝までぐっすり寝れます。

せっかく足湯に入っても、シャワーを浴びると
浴室の床の冷たさを足裏が吸い取ってしまい
かえって冷えてしまいます。

これは、気をつけてほしいのですが
副交感神経が働くと、身体はとっても弛むので、
温まりやすい分、冷えやすい。
そういう時こそ、冷えに注意します。
ひざ掛けや肩掛けも活用しまくりです。


「夜はやっぱり湯船につかりたい」
ということも、これからの季節は多くなります。
その場合も、湯船でからだ全体を温めて、
その後に足湯に入るパターンがおすすめです。
お風呂で、すでに温まっているので、足湯の時間が短縮できます。


足湯は、個人差がありますが
20分くらい経つと、汗をうっすらかき始めます。

20〜40分位は、体温調節のための汗(汗腺から出る汗)をかきます。
あっさりとした、サラサラ汗です。

40分〜1時間以降は、毒素の汗(アポクリン腺から出る汗)が出ます。
とろみがあり、ドロッとした感じです。

これが、お風呂に入ったあとだと、20分ほどで毒素の汗が出てくる、
そんなイメージです。

*ここでは、デトックスするための足湯の目安時間を載せましたが、
冷えを取るためなら、もう少し短くするなど、調節してくださいね*


足湯の利点は、のぼせにくいし、長い時間入っていられる点。
とはいっても、低温ヤケドには、くれぐれも注意してください。
温度の感覚が分からなくなったら、お湯から上がりましょう。



とにかく “気持ちがいい” ことが大事です。
修行みたいな気持ちになったら、その日はそれで終了♪


どれが 正解!というのはなくて、
結局は、自分のライフスタイルにしっくりきて、
身体が心地よいものを見つけ出してください。

やり方は、自分なりにカスタマイズして
マイペースに続けられる方法を編み出せば
あなたの健康と美容の心強い味方になってくれます。


保温機能のある足湯器があると、やっぱり便利。
風邪の時などは、2~3時間入って、沢山汗をかいて、
布団をかぶって、一晩寝れば
翌朝、復活ーーーーッ!!です。


 父の著書には、足湯の入り方も、解説されてますよ。
内側から美しくなりたい女子に、オススメの一冊です。

大和なでしこ整体読本 身体を取りもどす“七つの力” (ちくま文庫)

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