『首まわし』
前回のつづき。
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『首まわし』のやり方は、とてもシンプル
上手にできると、首・肩周りはもちろんのこと
上半身のインナーマッスルをもほぐすことができます
これが私の定番・腰痛メニューだ
ぜひお試しを!
ポイントは、
・息を止めない
・“気持ちいい”を心がけて行うこと
(痛み感じたら、ガンバリすぎ〜)
今日は、写真付きで!
頭を前に倒し
右回りに
まるで動いていないくらいのスピードでゆっくりと、回す
360°回転することを意識し
どこかで急に早くならないように心がける
ゆったりと呼吸をしながら
筋の一本一本に空気を送り込む気持ちで
真後ろまで来たら、首がキュッと詰まらないように
頭が遠くを通るような気持ちで回す
特に、真横に来た時には
頭を倒している側の腕をだらんと垂らし
反対側の肩に軸があって、支えてもらっているイメージをもつ
一周終えたら、逆回しも同様に。
ハリが強い箇所がある時は、そこで一旦停止。
深呼吸を 2〜3 回して、空気を送り込むイメージを持ち
呼吸がラクになったら先に進むべし
肩に力が入ってると写真のような NG ポーズに。
余計な力は抜くように心がける
これを一人で行ったり、
補助がいれば、少し体を支えてもらいながら行えると◎
補助するひとが、緊張しちゃうとこちらまで、緊張してしまうので、
リラックスできる空間で、ゆだねられる人と組んでください。
もう、ただこれだけ。
最初に軽めに回してから始めましょう。
回数は5回前後。
上半身がゆるむので
終わると視界がスッキリし
顔もやさしい印象になります。
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私達は、とかくインスタントでコンビニエンスなものを選びがちで
それは、“時代”が作用しているところも多いわけですが
大事なモノゴトは、とても地味で、すごくゆっくりなのだと感じています
その代わりにスパンが長いのだ。というのが、近頃の感想です
旧きよき伝統の技法は、あらゆる手間を惜しまずに作品を仕上げていくわけで
その行程は、一見、地味で時間のかかるものですが
それが放つ美しさはホンモノで、持ちもとてもよい。
何より、使い手が作品に魂を感じたり、愛おしく思え、丁寧に扱えるものです
私達の身体もまさにそうで、年数が過ぎても
上手に磨いてあげて、手をかけてあげることで
長い年数を心地よく、健康であることができる
それには、ちょっとしたコツや、
時にショートカットを選ばないことに答えがあるのかもしれません。
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こんなメニューを「なでしこ合気道」では、やっています。
札幌近郊の方は、どうぞ参加してみてください。
今月は、明日です!
詳細は、こちらの記事から。↓