からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

続・断捨離のこと。

少しでも、断捨離をしてみたことがある人なら
出くわすだろう、話。

 


断捨離をしていく過程で、
「これも手放して大丈夫だろうか、いずれ必要になるんじゃないだろうか」
という、局面がある。

それで、
「いや、もう不要だね」なんて決断して、手元に無くなると、

「案外なくても、大丈夫だった」というAパターンと、
「やっぱり、必要だったじゃん」というBパターンが起きる(笑)。

Bパターンは、
そこで、取捨選択の失敗を経験して、
“人は決断を誤ることもある。”という当たり前のことを体験として知り、
そんな失敗をする自分が “可愛いな” と思え、“許し”を覚える。

Aパターンは、
「あれ?ってことは、アレは要らないものだったんだ。」と
買い物の失敗を自覚するようになる。
そうすると、今度は、買ったり、頂いたりする時に、決断していくようになる。


両方のパターンの経験を積んでいくと
「これまでの人生、駄菓子からベッドまで、
いろ〜んな買い物をしてきても、まだ失敗したりするんだな」
と人間の不完全さを悟るようになる(笑)。


その結果、
「人生に失敗は、つきもの。」と分かり、
「失敗を恐れるなんて、自分を小さくしてしまうだけだ。
いっそ沢山の経験をして、どんな失敗も、“可愛いなぁ”と
包み込めるくらいになったろ」と、開き直れるのである。


断捨離を書いた やましたひでこさん に、
「断捨離をやったら、おしまいじゃないの。死ぬまで、断捨離よ。」
と教えてもらったことがある。

きっと、そうに違いない。
その都度、その時の自分の価値観を確認することができて
また何かを学ぶに違いない。

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いつまでも学びがあるなんて、人生は、素敵じゃないか!