からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

どんな日も、道場に。

 

三週間ほど留守にした小樽に

数日だけ戻っていました。

水曜は、道場の稽古に参加。

 

久しぶりの道場で感じることは、

やっぱりいい道場だなぁ

ということ。

 

こんな空間を作り出す師匠は、

やはり凄いのですが

最近は、直接指導する日が少ない中で

道場の空間の心地よさが失われていないのは

指導員、道場生みんなの相乗効果。

 

向上心があって、熱心で、純粋な気持ちを

持っている人と向き合うと、

こちらの熱意もやる気もヒートアップするし

心は洗われ、癒されるものだと思う。

 

個々にテーマはあっても

上達するんだ!という共通の方向性が

あることが、こういう空間のいいところ。

 

人生は、色々あるし、

日によって、テンションもバラバラ。

それでも、

どんな日も、道場に行く。

 

身体の芯を作って、

余計な力みを取り除く作業を繰り返す

それが三枝合気道のベース。

そんな風に、身体を使ってあげると

身体はとても喜んでくれて、

同じ効果が心にも届く。

 

ちょっと乗り気がしない日、

今日は人の顔も見れないなって時も、

道場に行くと、いつものメンバーが

いつものようにそこに居てくれて

いつものように稽古をする。

 

そうすると

道場に行った帰り道は、

とても晴れやかな気持ちになる。

たとえ事態は何も変わらなくても

その爽快感が、明日を繋いでくれる。

 

 

父は、よく

「道場へ行くまでが修行」だと言う。

その言葉通りで、

家族やお家のことを整えて、

仕事や会社のことを整えて、

なんとかかんとか時間を作って行くことが

大変で、だからこそ意味があるんだよ。

あとは、身体を委ねればいいんだよ。と

 

心の元気がない日も、

仕事で頭がパンパンな時も、

人間関係に苦しんでいる時も、

どんな日も、とりあえず、道場に行く。

そういうルーティーンを作っておく。

そうしておくと、また元の “元気” に戻れる。

 

 

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 いつかの道場風景。