からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

変化をもたらすほどの決断。

 

出張よりも断捨離を優先させてもらえ

本格的な断捨離を開始。

経験上、断捨離は焦ってやるものではなく

効率や手っ取り早さを求めてもいけない。

 

武道では“結論を急がない”ように、

断捨離も同じ。

 

はじめは、

ウォームアップ程度にどうみても不要で

ただ残されていただけのものを手放す。

全体的に把握が済んだら、もう一段階踏み込む

“今”、必要か。

分からないものは、次の段階まで残す。

 

断捨離が進むと、感覚が研ぎ澄まされてきて

「さっきのアレは、やっぱり不要だった」と

さらにハッキリ見えてくる。

そんな時は、手をつけているものがあっても

すかさず、“さっきのアレ”を捨てる。

 

次から次に敵をさばくように、

連続的に決断を繰り返す。

とてもじゃないけど、ヤワな作業ではない。

 

決断の際に、ジワッと汗が噴き出る瞬間がある

そんな時は、「あぁ、キタッ!!」と思う。

現状維持能力を持つ顕在意識が焦っている証。

ものによっては、

これからの生き方を明確に示すような

自分に真っ向から宣言をするような

決断の場面がある。

 

例えば、前職のモノや、

元パートナーのモノ

過去の栄光を示すモノ。

無くなっても、その事実は変わらないし

思い出も心の中からは消えない。

 

手放せないということは、

もう、ソレ以上の体験や想い出を

経験することが自分にはできない

潜在意識に伝えているようなもの。

 

でも、本当はそうじゃない。

ブレーキは自分がかけてしまっているし

手元に置いておくことで

新しいモノは、入ってこれない。

ましては、迎える準備もできない。

 

ジワッと汗が出るということは、

それだけ思い入れがあった証だし、

それだけの密度ある時間を過ごせた

経験値を表している。

どちらも、素敵なこと。

 

それを再確認できたら、

もう、手放していい時だ。

 

それは、近い将来に

変化をもたらすほどの決断だから。

 

 

手放してなお、

自分にとってそれがいかに

大きな存在だったかをも、

思い知らされる時がある。

 

でも、それって人間らしくて素敵じゃないか。

と私には思える。

 

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断捨離の旅は、まだつづく。

 

 

 

 「結論を急がない。」の記事はこちら。