からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

告白する。

 

告白まで行かなくとも

打ち明けることも

one out の一つ。

 

coming out という単語があるくらいですし

日本語だと、“白” や “明るい”という

漢字がつくのが面白いですね。

 

押し入れの中身もそうですが、

自分の感情の押し入れも

風通しをよくしておくこと。

我慢や遠慮、自制心が美徳とされがちですが

からだにとってはあまりよくありません。

 

自分の抱えている感情を

目の前の風呂敷に並べて出したら

とんでもないことになる…

“気”になるものですが、

これも本当は大したことではないはず。

しかも、獲れたてピチピチの感情は、

余計なものが覆い被さっていないので

透明度が高く、案外、サラリとしています。

激高したかと思ったら、数秒後は

ケロリとして笑っていられたらいいですね。

 

シンプルなことだけど、

喜怒哀楽を表現すること

現代人にとって特に大切だと感じます。

one out, one in を実行すると

自分の感情も頭角を現してきます。

「こういうこと、私、嫌なんだな」とか

「本当はすっごく悲しいな」などと。

モヤが取れて、本来の自分に会える。

 

自分の抱えている感情や、問題を

誰かに打ち明けることで、

考えていたほどの問題ではないと気づいたり

頭の中が整理されたり、軽くなったり

期待をしていなかった名答が返ってきたりします。

これも、断捨離の効能。

 

打ち明ける相手が

答えを持っていそうになくてもよくて、

むしろ、大切なのは、

自分と相手とが心地よい関係にその時あるか

ということ。

誰でも、いい時と悪い時があり、

その時、お互いがちょうどよい間合いにあると

思いがけないヒントやサインを受け取れるもの。

 

人生って本当に不思議なものです。

 

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私は、この断捨離の旅の途中で

何度、そのサインを受け取り

涙を流したことでしょう。

ご縁に感謝するばかり。

 

 

断捨離シリーズは、まだつづく。