からだを信じて生きてみる

なでしこ合気道という名前で、三枝流メソッドを伝えています。三枝誠(龍生)の娘ブログ。

間合いは、ただ一点。

 

“手放し”修行を通して、

間合いについても勉強させられる。

 

断捨離をしていると

モノとの“今”の

適切な距離感を見つけられる。

以前はあんなに重宝していたのに

今は全くその時の価値を感じないモノ。

もちろん、その逆もあるし

必要と思っていたのに、

とうとう出番もなく手放しの対象になる事も

 

残酷なほど、実は明瞭で

でもそれをなんとか見ないでいたい

何かが人それぞれにある。

 

それを研ぎ澄ますのが断捨離であって、

本能はとっくに答えを持っている。

 

モノとの距離感だけではなく、

ヒトとの距離感もまた、同じ。

 

意気投合すると、どんどん近づきたくなる。

でも距離を見間違うと関係は崩れる。

少し人生経験を積んでくると

人との絶妙な適正距離が見えてきたりする。

自然とやってのける人もいるし、

コツがわかってコントロールできる人もいる。

 

その絶妙な適正距離というのは、

変化していくもの。

そこが面白みでもあり、

混乱する所以でもあるわけです。

 

いつも“今”を見る訓練をさせてくれる断捨離は

関係性において適正距離が変化することは

ごく自然であると身をもって教えてくれる。

 

間合いがあるのは、

寂しいことでもなくて

一番心地いい距離感というのがある

というだけ。

それ以上近くても、遠くても

心地よさはイマイチなのです。

 

合気道では、

その時(=“今”)の

相手との正しい間合いは、ただ一点。

総ての条件がピタリと揃う範囲は一つで

それは、点のようにそこに在る。

そんな風に感じています。

 

その一点を一瞬で見抜き、

瞬時に体現できるのが達人で

私は、合気道を通して

その“一点”をとことん知りたい、

そして味わいたいのだろうと思います。

 

 

もちろん、

限りなく近い間合いというのが存在して

だから人は、そんな対象に出逢うと

特別な想いを持ち、

いつまでも大切にしたいと思うのでしょう。

 

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実は、その時こそ、

間合いの学びを最大限に発揮する時

なのです。