からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

煩悩遊び。

 

朝の4時過ぎに
ふと目が覚める。

まだ暗いし、
しんとしていて静か。

目の前に広がる海と空と
ぼんやりとした水平線。
時間とともに移りゆく
朝焼けのイルミネーション。

 

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やることが決まっていない時間。
その心地よさ、開放感たるや。
それも、制限が決まった時間があるから
感じられる“比較の幸せ”なんだろうと
有難くも感じつつ。

 


でもしばらくすると、
「あー、またやってしまった」
「こんなはずじゃなかったのに」
なんていう自分への総ツッコミが
頭の中で繰り広げられてしまう。笑
そうなる前に
ルーティーンを思い出す。

 

日々のルーティーンとは、
何も考えずに
ただ自分が引いたレールに乗って
コツコツとメニューをこなすこと
コツコツとやることで、
ふといいイメージが湧いたり
精神を落ち着かせる効能がある。


人生の中で何かしらの修業時代を
経験した人は、ルーティーンの
重さや影響力を心得ている。
だから、成功した社長さんが
肩書きが偉くなっても
毎朝のトイレ掃除を習慣にしている
という話をよく聞くのでしょう。

百八煩悩(ひゃくはちぼんのう)
という言葉がある。


人間の迷いのもととなる欲望のすべてのこと。


詳しくは、四字熟語データバンクより引用。

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除夜の鐘は108回、鳴らされる。
それはこの百八煩悩からきていて
108回鳴らしながら、
1つずつ煩悩を消していくんだとか。

それだけ人間の脳は
余計な事を考え、勝手に悩む
ということなわけです。
面白くって、笑えてきますね。


人は暇さえあれば、
煩悩の世界で遊び呆けてしまう。
それも性エネルギー(=生命力)が
強い人ほど、ハマりやすい遊び。


煩悩遊びをする余裕があるということは、
“もっともっとやれることがある”
ということだと、捉えています。

煩悩遊びをする自分がいけないのではなく
自分の生命力を上手に流す出口を
探し出せていないだけ。
ソレを見つけ出して、
道を作ってやること。
それが、この肉体を預かった
自分の責任なんじゃないかな。