ゼンセイって、つおい??
「全生(ぜんせい)という思想があってね、」
と話し出したら、
「ゼンセイって、つおい??」と、聞かれそうである。
今や、すっかりなじみのある
“ 整体 ” という言葉を定着させたのが
彼は、全生(ぜんせい)という思想を持っていました。
全生 とは、
生(せい)を 全う(まっとう)すること
つまり、生命を生き切ることです。
これって、どういうことか
と、いえば、、、
大人になって、社会人にもなると、社会とのつながりも強まって、
体裁だ、付き合いだ、納税だ、締め切りだ、流行だ、なんだと
ほんとうは、どーーーーーーーでもよいことばかりに
すっかり縛られて、生きるようになるものです。
仕事やお金のため
親の希望のために生きて
そのことに、気がつかない人もいます。
赤ちゃんは、全身全霊で生きていて
何ごとにも、無我夢中になります
あの姿こそが全生なのかなと思います。
果たして、自分はどんな風に生きたいのか
自分の魂が求めていることは何か
幸せとは、どこへ向かうことなのか
赤ちゃんには戻れなくても、
人間は、仕切り直すことができます。
今日は、
生き方を見つめる時間を
持ってみませんか?
以下は、野口先生の言葉です。
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八十迄生きても百五十迄生きても、全生とはいえません、
生を全うするということは寿命を全うするとか、
長生するとかいうことではありません。
生きている力を発揮しきって生き抜くことを申すのであります。
いつも溌剌と活き活きと元気に
自分の生きていることそのものが快く、自分の魂を感じられるよう生きることです。
***
さぁ、自分はどう生きるか。
何を基準にするか。
という、ことです。
私は、生を全うしてみたい
そう思っています。