からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

案外、人生は短い。



本当に、有難いことに

私は、素敵で生き方がカッコいい大人に囲まれて育ってきた自負がある

旧制高校出身の某有名カー用品の創立メンバーとか、

業界内ではビッグネームのプロデューサーなど挙げたらキリがない

もちろん、肩書きなど無くとも、立派な方々は大勢いるものだ



そんな人達を見て、気づくこと

それは

そう。 案外、人生は短い。 ということ

 

 

 

30歳にして突然、何を言い出すのかと自分でも思う。笑

 

 

 

十代のころ、おばさま方に

「お肌がむちむちね。パーンってはち切れんばかりだわ」

「おばちゃんも若い時はそうだったのよ」と、よく言われたほう。

(いやいや、人が気にしていることを。。。デリカシーないの〜?

とかと心の中で嘆いたものだ)

で、いざ自分が30代に突入すると、肌をはじめとした体の変化を感じるようになる
それで、自分もいつか、そんな言葉を若い子にかけてしまうようになるかもと想像できる「気持ちは昔のまま」なんてセリフがあるけど、まさにそれで
自分の体の変化に、本人の心はなかなか追いつかないもののよう。


だから、おばちゃん的には、信じがたい事実なわけだけど、
言われたこちらとしたら、「いえ、見ればわかりますよ」と言った具合だ(汗)

 

 

 

一方で

人間とは面白いもので、

人に言われたことを何年もずっと覚えていて、気にしていたりする

たとえば、「お前は○○が下手だなぁ」と言われたことがあったとして

でも、大きくなって、何年も続けていたら、

“ あの頃 ” とは比べものにならない上達ぶりになっているはずだ

しかも、“ あの頃 ” にはなかった道具なんかも開発されていて、

下手でもなんでもなかったりする

だけど、人はなぜか、“ あの時言われた言葉 ” を気にしたまま生きていたりするもの。

加えて、志しが高ければ、上手くなった今の自分にも満足していないので、
やっぱり “ 下手だ ” という認識のままで、
そこで起きているすり替えを解除するのは難解極まりなく
“ あの頃と変わらない下手さ ” だと思い込んでいるのだ。


つまり、心の成長の歩幅と、

年齢を重ねていく体の時計の針のスピードにはズレがあるのだ。

 


それで、還暦ぐらいで、本人としてはやっと一人前くらいの気持ちになっていて、

でも体は、60歳。

鍛えていれば多少の差はあるけれど、

やはり60年使ってきた体であることに変わりはない。

 


かたや、三十路で自分はまだまだだと思っていても、

還暦まであと “ たったの ” 30年なわけだ。

 

 

 

そう思ったら、後回しにすることはないと思いませんか?

失敗してもいいじゃない?

生きてる間に人生を謳歌しようじゃない!?

 

 

 

いつやるの? “ 今 ”でしょ、

だって 案外、人生は短いらしいから。

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