からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

まずは、TPEだ。

何を食べるか、ということはとても重要。
若いうちは、デタラメな食生活で、なんとかやれても
ココから!って時に力尽きないように、
体のベース作りがやっぱり大事。

「それじゃ、何を気をつけたらいいの?」
と聞かれれば、
「まずは、TPEを控えること」と伝えている。


食べものを、陰と陽に振り分ける考え方がある。
陰性なものは、体を冷やしたり、分解作用や遠心力が強い
陽性なものは、
体を温めたり、中心に集まる力を持っている
どちらともなく真ん中に位置するのが中庸(ちゅうよう)
そして、中庸なのが、玄米だという考え方だ。

端的にどちらがいいということではなく、バランスの問題で。
けれど、男性が草食系男子と呼ばれたりする時代だ。
現代の日本人は、多いに“ 陰性 ”に偏っている。
意識的に陽性に寄せていかなければ、健康は手中に収めておけない。
そう考えている。


TPEとは、
Tomato Poteto Eggplant の頭文字

つまり、トマト・じゃがいも・ナス のこと
三大・隠れ陰性食物だ。
陰性なものは、体を冷やしたり、分解作用や遠心力が強いと書いた。
ええっ?トマト・じゃがいも・ナスも?と思うかもしれない。

例えば、
じゃがいもが、往々にしてお肉に添えられるのは、
分解酵素があるからで、
肉=陽性、じゃがいも=陰性 というバランスだ。
肉を食べないのに、じゃがいもばかり食べると
体内の違うものが分解対象にされてしまうというワケ。

トマトの代表的な加工品がトマトソース。
そのままよりも、熱と塩分(=どちらも陽性)が加わることで
バランスがよくなり、旨いと感じるのは、やはり陰性だからで。
それを魚や肉と合わせることで、陰陽のバランスが整うくらいなのだ。

「秋ナスは嫁に喰わすな」という言葉の通り、秋ナスの魅惑ったらない。
遠心力が強い陰性なナスをたくさん食べてしまうと
嫁のお腹にいる赤ちゃんに三つ口(みつくち)が生まれるという話もあるが、
いずれも「体を冷やすから」と「子種を心配して」という理由からだ。
そんなナスが、お肉との相性バッチリなのも、陰陽のバランスで頷ける。



そう、お気づきのように。
これらの場合、肉をたらふく食べる人はバランスが取れているが、
野菜だけにシフトチェンジしていたり
これらを健康によいと思って、進んで食べていると
どんどん陰性体質になってしまうのだ。
だからこそ、「まずは、TPEを控えること」と伝えているのだ。

イタリアン好きの私にも辛い事実なのだが、、。
しかし、知らなければ、コントロールの仕様もない。
ようは、全体を捉えて、バランスが要め。


いざ、TPEを意識すると、
日常生活にどれほど、溢れていることか。
その事実に驚愕することでしょう。



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食については、まだまだ書いていきます。