女は枯れない!?
年齢を重ねても、色っぽい人って
男女関わらずいらっしゃいます。
でもですね、なんだかグッと、女っぷりが増す人
というのは、そういないものです。
ところが、
先日、60代半ばの顔見知りの女性に
久しぶりにお会いしたら、ビックリしたのです。
時々しかお目にかからない、その女性。
なんだかとても色っぽくなられてたんです。
元々、小柄でふんわりした雰囲気で
仕事はテキパキ、話しかければ明るく応対してくださる
とても気持ちのいい交流をしてくださる方で。
とはいえ、ただ挨拶を交わす程度の仲で、
目上の女性に「色っぽくなりましたね」なんて突然言えません。
で、数秒ジッと観察していたのですが、
やっぱり何かが、あきらかに違う。
若い彼氏でもできたのか(←ちがうちがう)
それで、伺ってみました。
すると、
「実は、フラダンスを、まだ始めて8年なんだけどね
この間、大会があって猛練習したのよ、
それで、優勝できたの。今度はその発表会があるから、
今も練習をかかさずやっているの!」と。
年齢を聞くと、なんと68歳。
フラを始めたのは、還暦だというから驚き。
見た目には、アラフィフというところ。
もともと若く見られる方ではあるけれど、
いかにもホルモンが出ている感じ。
というのが動物的嗅覚の私の感覚(笑)。
フラダンスは中腰で、腰を丹念に動かします。
質のいい太ももの筋肉がついて、
仙骨の動きがよくなって、骨盤底筋群が鍛えられる。
学んだことはないですが、
目の前で動きを見せてくださって、そういう印象を受けました。
骨盤まわりの循環は、若くても停滞している人が多い。
それが猛練習によって刺激されたのであらば、
眠っていたホルモンだって起き出すに決まっています。
突然色気が増すことも多いに有り得ると
深く納得したのでした。
閉経したら、女が枯れるなんて見方がありますが、
それよりも、
どんなからだの使い方をしているか。
それによって、違いが出てくるのだなと
目の当たりにした日でした。
枯れることだって、自然な現象。
それすらも快く受け入れられるよう
“ 今 ” を生きたいですね。