からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

色っぽさ

〈前回のつづき記事〉

 

フラダンスと動きは違いますが、

美しく見える動作には、普遍的な共通項があるものです。

 

やわらかくてしなやかな筋肉の太もも

細やかで連動した動きをする骨盤

締まりのいいお尻と骨盤底筋群

肩甲骨が寄って、大きく開く胸

 

これらを着るだけで作ってくれるのが、

 

 

 

着物です。

 

 

着物は、からだづくりのサポートグッズ。

着ているだけで、自然とゆっくりと

からだを作ってくれます。

 

うなじが色っぽいというのは、

着物でサポートされた体に一本線が通って

着物の中で体がリラックスするので

ちょっとしか見えない肌から色香が漂うんですね

 

和服を着慣れた男性が色っぽいのも

肚(ハラ)が出来て

安定感が生まれるからです。

人は安定したものが好きなんですね。

合気道でも、交渉ごとでも、恋愛でも

落ち着いていて、安定感のある方が優勢です。

 

 

ところで、着物を一日中着ていたら

苦しくてたまらない経験があるという方。

それは、自分のからだへの着付け具合を

まだ見つけていないから。

 

いくらプロに着付けてもらっても

しっくりこないことは多々あります。

それは、例えば、

プロのメイクさんにメイクしてもらっても

自分では、違和感を感じてしまう、

あの感じに似ています。

美容師も、誰もがプロのはずだけど

相性があるように、着付けも同じなんです。

 

着物が似合う体というのは、

横から見たときに、薄い体型ではなく

ちょいと身が詰まった感じの体型。

包容力を感じる胸と背中、

思わず飛び込みたくなるような感じです。

 

着物を着ると、洋服のようには、動けなくなります。

それだけ、からだの動かし方が違う

ということです。

 

着る回数を重ねることで、

からだが動かし方を把握するようになると

体型も変化していきます。

 

着物に着られるのではなく、

着物がついてくるような体を目指したいですね。

そんなことも、体験いただこうと

なでしこ合気道では、着付けイベントも企画中。

 

 

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前回の記事は、こちら。

nadeshikokana.hatenablog.com