からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

大人になることは、とてつもなく楽しい

 
年々、幸せを更新中である。
 

身の回りに起こるできごと以上に

それはものごとに対する捉え方の変化や、

バリエーションが増えたおかげだ。
 
 
 
あなたが、日本人なら、
日本人であることに誇りを持ってほしい。
 
 
なぜなら、日本の文化は、
上手に年を重ねた者に
ご褒美をそこここに用意しているから。
 
それを実感するために、
二つやっておくことがある。
 
 
 
一つは、
若いうちに、ちょいと苦労すること。
苦労は比べられるものではないので、
具体的には、述べられないのですが、
自分が尊敬している人生の先輩に
「お前は、苦労してきたな」と労いの言葉を
もらったことがあれば、苦労と呼べるでしょう。
 
「若い時の苦労は買ってでもせよ」
という言葉があるくらいですが
あまり根の深い苦労だと、
トラウマとして残ってしまうので、
買う必要はないかもしれない。
それでも、男性はもちろん、
女性も、ちょっとでも忍耐の期間があると良い。
三十路までにいくらか苦労しよう。
 
 
 
もう一つは、
“道(どう)”がつくものを今から始めること。
茶道、華道、書道、武道…。
“ 道 ” がつくものが何故いいのかといえば
年を重ねても続けられるからである。
本当のことを言えば、
年を重ねれば重ねるほど、見えてくる世界があるからだ。
その扉が開くのは、早い人で3年くらい
と言いたいところだが、たぶん8年くらいかかる。
 
知れば知るほど味わい深く、
年月をかけて習得したことや気づいたことは
極上のエクスタシーを与えてくれる。
続けてこれたことが自信となり、自己肯定感も増す。
 
それは、とても静かなのだけど、
自分の中にじわ〜〜と幸福感が広がる感覚なのである。
 
これを経験せずに、日本人であることは
モッタイナイ
oh〜〜、モッタイナイ〜
 
 
 
8年続けるコツは、
良い師を見つけること。
これに限る。
懐の深い、本質を捉えた先生に出会えれば、
後半の人生に彩りが添えられることは間違いない。

 

続けることは、苦しいわけではないけれど

ずっと同じテンションでいられないのは、確か。

苦労した経験があると、忍耐力がついているので

その8年も、自分なりの課題を見つけて、

楽しく取り組めるというワケ。

 

 

からだが何かを習得するには、

とてもゆっくりな時間の経過が必要なのだ。

その日に注文したものが、午後には手元に届くくらい

スピーディーな時代だけれど、

それと同時並行で、八年熟成のものを身体に残そう。

 

 

 

大人になることは、とてつもなく楽しい。
 
今までできなかった動きが、
ちょっと出来た今日、心からそう思う。

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