からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

性にまつわること

 

中学生、高校生になると

大人に向けて変わっていく身体をよそに

身体に対する知識が追いついていかなくて

性にまつわることにも免疫ができないまま

初体験を迎えたり、

偏った情報だけを受信したまま

大人になるケースが多いような気がします。

 

性は、おおっぴらに語るものでないにしても

それ以上に、

罪の意識を背負わされている感は否めない。

特に身近にいる大人 = 親が、

性的に幸福であるかという点も、多いに

青年男女の性に対する捉え方に影響を与えている。

 

“ 性的に幸福かどうか ”

という表現をよく父は整体指導で使うので、

私はすっかり馴染みがあるのですが

イヤラシく聞こえる人もいるかもしれない。

そんな感覚こそが、実はすり込まれている?

と思うので、解説しておきます。

 

性的に幸福 というのは、

やたらめったらまぐわう。

ということでは、もちろんない。

そういうことでは無く、

例えば手をつなぐ心地いい相手がいる

大好きな動物と触れ合う環境にいる

海や山などの自然に囲まれて暮らしている

裸足で砂浜を歩いたり、

家庭菜園や陶芸で土に触れる機会が多いなど

身体的な喜びを感じる環境にいるか

という広い意味になる。

 

だから、

おばあちゃん、おじいちゃんになっても

性的に幸福な環境はあり得るということ。

性というのは、生命の“ 生 ”でもある

と考えると分かりやすいかもしれません。 

 

 

仲のいい両親を見て育った子は、

あっという間に結婚して、

子どもも産みやすいと言います。

 

必ずしも背景が、万全でない環境だった人や

性的に何かしらの課題を与えられてしまった人は、

そこを癒すところから始めるのがいい。

 

異性との関係に挑むより先に、

土や動物に触れる機会をたくさん持つこと

それから、自分が心地いいと感じる

素材や生地に身を包むこと

自分が美味しいと感じるものを食べること

それから、植物を育ててみたり、

知り合いの赤ちゃんを抱いてみたり

そんな風に肌の記憶を入れ替えるのがいい

 

新陳代謝のサイクルは、
肌組織 1ヶ月
血液  4ヶ月
骨   3〜4年
で、入れ替わるとされています。

 

だから、あなたの肌の記憶も

どんどん入れ替えたらいいのです。

そして、どんどんアップデートさせていってください。

 

そしてもしあなたが親になって

いえ、親にならなくても

どんな風に子ども達に性について伝えていけるか、といえば、

性的に幸福な大人の背中を見せること

なのかなと思うわけです。

 

 

 

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