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からだを信じて生きてみる

なでしこ合気道という名前で、三枝流メソッドを伝えています。三枝誠(龍生)の娘ブログ。

一線を越えるな。

感覚を育てる

 

人間関係においても、

間合いって大事。

そして、結構、難解なものだと思います。

 

仲良くなってからの間合いは、

もっと大事で、もっと難解。

 

特に、「家族」になると、

間合いは、肝とも言えます。

 

 

合気道は間合いの勉強でもあって

難解だからこそ、面白く

そして、ぴったり間合いが決まった時の

心地よさったらないわけです。

 

 

 

正月に引いたおみくじは、大吉でした。

でもそれ以上に、面白かったのは、、、

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恋愛のところ

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「一線を越えるな」

 

 

一般的に一線を越えるとは、

一夜を共にすることと思いがちですが、

まさに、「適正距離を保て」ということだ

私は受取りました。

つまり、間合いの話です。

 

人というのは面白いなと思います。

人同士の距離が縮まるのは、

フィジカルにも、メンタルにも

グッと近づいた時です。

つまり、一歩踏み込んだ

シチュエーションの時ですよね。

 

 

間合いというのは、

常に一定距離を保つということでなく、

その時々の適正距離を保つこと。

 

つまり、

行く時は行き、

引く時は引く、ということ。

しかも、海の満ち引きみたいに

自然なのが理想です。

 

男女関係においても、

これが無いと、先に進みませんよね。

だからと言って、

そのまま土足で上がるのは、失礼だし

遠慮して上がらないのも、残念です。

ひとたび、上がったなら、引き際が肝心。

 

まさに、一線を越えるな。

 

 

料理の塩加減に似ているなと思います。

塩が足らないと、ボヤケてしまうし、

塩が過ぎると、辛くて食べられなくなります

だからといって、無難に薄味にするのか、

それとも、ギリギリの塩加減に挑むのか。

 

チャンスに強い人は、

そのギリギリに挑むような人のことを

指すのでしょう。

 

 

 

波乗りみたいに、悠々と、

線上を行きたいものですね。


 

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ちなみにこのおみくじ、

一旦、神社に結んできたのですが、

傑作だったので、神様に断って

翌日、取りに戻ったのは、ここだけの話。

 

 

 

子守唄は JAZZ...

私のこと。

 

NYに住んでいた頃は、毎週末、

ジャズの生演奏があるレストランに

入り浸っていたものです。

と、いってもまだ小さかった私は、

クランベリージュースを飲みながら

そのうち眠くなって、2つ並べた

固い椅子の上でウトウトするのが常でした。

 

レストランといっても、

とてもカジュアルなカフェみたいな空間で

ムーディな照明と、

外国人の体臭とコロン、タバコの煙、そして

ソウルフードの匂いが入り交じった店内で

心地よく耳に届く、ジャズの音色と振動を

子守唄にして寝ているような子どもでした。

 

そんな環境で育ったので、

ちょっと暗めの照明で、ジャズが流れていると

それだけで落ち着くという子供時代に

音楽の趣味が合う友達はいませんでした。笑

 

 

今では、

丁寧に作られたお酒と共に、

cigarをちょっと吸いながら

心地いい音楽を、照明を落とした場所で

楽しむのが、自分へのご褒美。

 

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あの時の安らぎと穏やかさが甦るから

なのかもしれません。

 


Sarah Vaughan - Lullaby of Birdland

 

 人の幼少期の体験は、

本人が認識している以上に

深く影響を及ぼしているものですね。

 

やさしさとか愛情とか。

私のこと。 感覚を育てる

 

高校生から助手として働いてきた私は、

うんと年上の方の話を聞く機会が多かった。

話す時間は、一ヶ月に一度くらいの

ちょっとの時間なのだけれど、

ちりも積もれば山となるで、

無知な高校生を相手でも

何年にも渡って顔を合わせてるうちに

家族や伴侶にも話さない

憂いや哀しみ、切ない想い出を

聴くことがありました。

 

そのお気持ちを聴くのも切ないのですが、

心の奥に刻まれたそんな気持ちを

赤の他人の自分が聴いていること自体に

やりきれない想いを持ったものです。

 

 

先日、

数年前に亡くなった会員さんのご自宅に

ご挨拶に伺いました。

奥様とお話をしている間に、

生前お話くださったことが甦り、

懐かしい気持ちに浸っていました。

 

帰り際、思い出したように奥様が

3枚の写真を見せてくれました。

 

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ウィスキーをこよなく愛したその方は、

“聖地”と言われるアイラ島

何度も訪れていたことを初めて知りました。

そして、もしも自分が亡くなったら、

「遺骨をその海に撒いてほしいなぁ」と

つぶやいていたそうです。

 

亡くなってしばらくした頃、

アイラ島の旅に同行していた友人が

ほんの一部だけれど遺骨を持って、

アイラ島に渡り、

ラフロイグの蒸留所に許可をもらって、

目の前の土に埋め、

残りを海に撒いてくれたのだそう。

 

その時の写真を見せられて、

私は涙が止められなかったです。

 

人格者で、人気者で、

成功者と見られていたであろう彼の

孤独や、やるせない想い。

そして、それと共に歩んだからこそ

生まれた優しさや愛情。

そういうものをその人は持っていました。

 

ウィスキーを覚え始めた今なら

もう少し、彼を理解することができたのかも。

そんな思いに駆られながら、

ご自宅を後にしました。

 

 

 

 やさしさとか、愛情とかの言葉の意味が

少しわかった気がした日でした。

 

 

 

思いやりとHospitality.

幸せへのパスポート 私のこと。

 

誰かのひとことで、

気がついたり、目が覚めることがあります。

 

 

私は、ある人のこんな言葉に

ドンッ、という衝撃を受けました。

 

「作り手のことを考えたら、

シングルモルトを割って飲むなんて

とても、できないですよ。」

 

 

モノを目の前にしていながら、

作り手のことに思いを馳せ

敬意を表して、意向を汲むような人は、

作り手であった過去を持っているか、

今もなお、作り手であるか。

 

いずれにしても、

舞台裏という世界を知っていて、

苦労をしたことがある人で

孤独に向き合ってきた人。

そんな風に私は、受け止めました。

 

 

 

エナジーカラーや整体指導について

勉強している身としては、

“思いやり”について

考えさせられることが多い。

何が相手への“思いやり”になるだろう、と。

 

整体指導というのは、

身体に触れるばかりではなく

言葉をプレゼントすることも含まれる

 

「あの時の、あの人の一言が

きっかけで今の私があります。」

なんてセリフを聞くことありますよね。

 

言葉掛けだけでも、からだは変わるし

人生の方向性も見出されることがあります。

 

どんな言葉が、相手の背中を押すだろうか

人生を好転させるヒントになるだろうか

トラウマを解くキッカケとなるだろうか

 

「自分がしてもらって嬉しいことを

必ずしも他人が喜ぶとは限らない」

というのが、整体の野口先生の考え方。

(だからこそ、体癖論やエナジーカラーは

他人を知るツールになり得るのですが。)

 

相手を思いやることができる人は

美しいなぁと思います。

それが、“一流”と呼ばれる人なのだろう。

それは整体師に限らず、

ドアマンでも、看護師でも、占い師でも、

シェフでも共通することで、

本来のHospitalityの源にある

優しさなのだと思います。

 

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大事なことの多くは、

barで受け取ったかもしれません。

 

 

 

どんな日も、道場に。

幸せへのパスポート

 

三週間ほど留守にした小樽に

数日だけ戻っていました。

水曜は、道場の稽古に参加。

 

久しぶりの道場で感じることは、

やっぱりいい道場だなぁ

ということ。

 

こんな空間を作り出す師匠は、

やはり凄いのですが

最近は、直接指導する日が少ない中で

道場の空間の心地よさが失われていないのは

指導員、道場生みんなの相乗効果。

 

向上心があって、熱心で、純粋な気持ちを

持っている人と向き合うと、

こちらの熱意もやる気もヒートアップするし

心は洗われ、癒されるものだと思う。

 

個々にテーマはあっても

上達するんだ!という共通の方向性が

あることが、こういう空間のいいところ。

 

人生は、色々あるし、

日によって、テンションもバラバラ。

それでも、

どんな日も、道場に行く。

 

身体の芯を作って、

余計な力みを取り除く作業を繰り返す

それが三枝合気道のベース。

そんな風に、身体を使ってあげると

身体はとても喜んでくれて、

同じ効果が心にも届く。

 

ちょっと乗り気がしない日、

今日は人の顔も見れないなって時も、

道場に行くと、いつものメンバーが

いつものようにそこに居てくれて

いつものように稽古をする。

 

そうすると

道場に行った帰り道は、

とても晴れやかな気持ちになる。

たとえ事態は何も変わらなくても

その爽快感が、明日を繋いでくれる。

 

 

父は、よく

「道場へ行くまでが修行」だと言う。

その言葉通りで、

家族やお家のことを整えて、

仕事や会社のことを整えて、

なんとかかんとか時間を作って行くことが

大変で、だからこそ意味があるんだよ。

あとは、身体を委ねればいいんだよ。と

 

心の元気がない日も、

仕事で頭がパンパンな時も、

人間関係に苦しんでいる時も、

どんな日も、とりあえず、道場に行く。

そういうルーティーンを作っておく。

そうしておくと、また元の “元気” に戻れる。

 

 

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 いつかの道場風景。

 

 

 

 

ありがとう2016。

ごあいさつ

 

新年明けましておめでとうございます。

いつもブログを見に来てくださり、

ありがとうございます。

去年はどんな一年でしたか?

 

私にとっては、

とても印象深い、大きな転換の年でした。

これまで自分なりに一生懸命積み重ねた

経験が成就するような体験をしたり、

はたまた未熟な部分を強く

見せつけられるような一年でした。

 

おかげ様で約2年続けた「なでしこ合気道」も

12月に区切りの回を迎え、お休みに入りました

今冬は都内の事務所の引越しもあり、

あっという間に今日を迎えています。

 

「なでしこ合気道」の再開についての

問合せもありがとうございます。

今後とも、場所や日程を再検討し、

不定期でも開催したいと思っています。

三枝合気道の教えをどのくらい日常で

生かせるか、そんなことを日々試して

お伝えできたらなぁと思います。

 

 

 本年もよろしくお願いします!!

 

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初詣は、新事務所のある麻布十番の稲荷神社で。

 

 

 

 

道着が教えてくれること。

からだづくり 思考のリセット

 

そもそも、

なでしこ合気道を始めたきっかけは、

「道着を着ること自体に、まず勇気がいる」

という女性の声を聴いたことからでした。

 

それなら、

武道とまったくご縁が無い方も始めやすい

間口を広げたクラスの提案ということで

道着も着なくてOK♪のヨガ的スタイルで

なでしこ合気道は、スタートしました。

私自身も、始めは出来るだけ道着を着ないで

教えていたのですが…。

 

ヨガウェアの時と、道着の時では、

身体の使い方のバランスが違うのを

何となく感じながらも続けていたわけです。

ところが、ある日、そのギャップの溝が

もう埋められなくなってしまってから

道着姿で教えるようになりました。

 

 

道着を着ることで受ける恩恵は、

大きく三つあります

 

一、丹田が意識しやすくなる

帯を締めることで、

重心が自然と落ちやすくなる

 

一、集中力が増す

ひとたび道着を羽織れば、スイッチが入り、

頭も気持ちも切り替わり、稽古に集中できる

 

一、一体感を産み出す

みんなが道着を着ることで

職業も肩書きも脱ぎ捨てて、

上達という頂きを見据える

ただただ純粋な幼稚園児のような気持ちで

稽古に励むことができ、

それが自然と仲間意識や一体感を育みます。

 

 

 

加えて、もう一つ。

それは、“ 真っ白になる ”

 

白色には、

けがれを払い清らかにする力があるとされ

昔から神事で用いられている色。

道着を着ることで、純粋無垢な心で

まるで神様に奉納するような

謙虚な気持ちになることができます。

 

これはカタチサキ(形先)という概念で

白色を身にまとうことで、

物質から心に働きかけ、誘導するワケです。

カラダを献上するという意味で、

道場では「献体(けんたい)の型」という

オリジナルの型があるほどですが、

達人の技が、神懸かりと表現されるのも

献体状態だからに他ありません。

目指しているのは、それくらいクリアに

“真っ白になる”ことです。

 

合気道は、自分本意なマインドでは

決して上手くいきません。

自意識や自尊心を取っ払って、

初心に帰れる色が選ばれているんですね。

 

白帯もまた、そのような心的作用があり

そんな奥深いシステムまでもが

とても素敵だと思える武道の一面です。

 

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なでしこ合気道は、

もちろん今も道着なしで参加OK!!で

強制はまったくしていませんが

気づけば道着を買われて参加くださっている

姿を拝見すると、嬉しくなっている私です。

 

 

 

昨日は、なでしこ合気道の30回目でした。

30回なんて大したこと無いじゃん

と一蹴されてしまいそうですが、

24時間365日体制、いつ何時でも

ひとたび電話が鳴れば、即出動が当たり前。

そんな助手生活の中で、なでしこ合気道

時間を確保することは、それなりに難儀で、

とても大きな意味を持つ試みでした。

おかげ様で、みなさんに育てて頂きながら

今では、男性クラスを三木師範代が指導する

市民権まで得たことに感慨深い思いでいます

 

昨夜は、初参加の方もいらしたので

これまでのスタイルを少し変え、

一回でも参加した甲斐があるように

三枝メソッドの基本をしっかり練習しました

そして、回数を積み重ねられてきて、

身体の感覚が目覚め始めた常連の方達には

引き続き、その感覚を磨いていただきたく

小樽道場へも積極的に参加できるよう

そのステップになるような指導を心がけて、

年内目標にいたします。

 

 

 

次回のなでしこ合気道は、12月2日(金)

初めての方も勇気を持って是非、どうぞ。

 

 

nadeshikokana.hatenablog.com