からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

妊娠・出産したら読みたい本7選。

妊娠して「さぁーどんな本読もうかな」とか、
産後に悩むことがあったら
是非、読んでみてほしい本をご紹介。
出産を控えた女性へのプレゼントにも♡
 
 
1冊目。
子育ての記

子育ての記

  • 作者:野口 昭子
  • 発売日: 1983/03/22
  • メディア: 単行本
 
産前産後は、意外にも謎のプレッシャーと、
幻の孤独感に時々さいなまれるもので、
そんな時、” 正しい子育て法 “ みたいな本は、
かえってつらくなっちゃうもの。
 
この「子育ての記」は、野口整体野口晴哉氏が
おじいちゃんになった時の孫との育児日記を
奥様の昭子氏がおばあちゃん目線で綴っている。
あの野口先生なので、超人すぎる!!場面もあり、
もはやフィクションとして、楽しむ位がおすすめ。
そのうち、これはやってみようかなと試したり、
そんなことしちゃっていいのか?!と
新鮮なヒントを受け取るのにも◎。
 
 
2冊目。
新・お産本 〜すべてのお産がベストなお産〜

新・お産本 〜すべてのお産がベストなお産〜

  • 作者:奥谷まゆみ
  • 発売日: 2009/10/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
初めての出産は、わからないことだらけ。
しかも、人の出産に立ち会ったり、
子育てを毎日身近で見たり、
参加することがめっきり少ない昨今。
女性の社会進出も手伝って
高齢出産が私を含めて、周りでも多い。
 
仕事で成果主義に慣れていたり、
知恵が多くついている分、
この出産・子育ても、「成功させなきゃ」
いつの間にか思い込んで
勝手に悩んでしまう人も多い気がする。
そんな時、この本は細かくではなく、
ゆるめに、整体的視点を書いていて有り難かった。
しかも、基本的に"大丈夫だよ"というメッセージが
受け取れるのが◎。
ご本人の優しさが込められているんですね。
 
 
3冊目。
おんぶで整うこころとからだ

おんぶで整うこころとからだ

  • 作者:松園亜矢
  • 発売日: 2018/07/03
  • メディア: 単行本
 
産後は、とにかく体優先で労るのがいい
というのが東洋的な考え方だから
一週間は、スマホもほぼ見なかった。
一か月は家を出なかったし、
三か月でやっと骨盤が定まってきた
感じがして、動き始めたかな。
生活が落ち着くのは半年と聞いていたけど、
その通りで、その頃かな、この本を頂いて。
とても丁寧に、ご自分のコツも公開しながら、
おんぶとオムツなし育児を奨励していて、
好感を持ちながら読み進められたので、
ちょっと興味のある人にはおすすめです。
 
 
4冊目。
初めは助産院で出産を、と思っていた私。
でも結局、自宅出産と決まり、
自分でもハードル高くないかと心配したものだけど
そんな助産院派では、結構有名な
憧れおばあちゃん助産師・坂本フジヱさん。
まさに、タイトルの言葉を聞きたくて、
ページをめくったことが何度あったか。
 
 
5冊目。
だんだんおかあさんになっていく

だんだんおかあさんになっていく

 
人は時として、理屈じゃなく、
ロマンティックな気持ちで、
問題や困難を乗り切れることがある。
この本はママ友から頂いた一冊。
妊娠・出産という大変化の中、育まれていく
親子の絆をこの詩集は表現してくれていて、
その共感が心を震わせて、癒やしてくれたことが何度かあったな。
そしてこれからも、あるんでしょう。
 
 
6冊目。
病気にならない食と暮らし

病気にならない食と暮らし

 
この本と出会ったのは、2人目を出産する助産院。
子育てを始めると、お母さんの作った食事が
家族の体そのものを作ることになる。
また、子供の頃に見た暮らしの風景は、
長く心に留まるものだと考えた時に、
できるだけ自然に近く、母の手でこしらえたものを
提供したいという想いが強まる。
著者の本間先生は、現役の小児科医でありながら、
自然に近い暮らしを実現させるために移住。
家庭菜園をはじめ、味噌作りから染めものまで
何でも実践してしまう行動力の人。
ほとんど憧れに近いくらいで、
実践できることはまだまだ少ないのだけど、
それでもウチでもできるかも!と
思わせる余地があるのがこの本の素敵なところ。
 
 
7冊目。
自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全

自然に沿った子どもの暮らし・体・心のこと大全

  • 作者:本間 真二郎
  • 発売日: 2018/07/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
最後は、この一冊。
6冊目と同じ著者の本間先生の、
小児科医としての知識と考え方を紹介した本。
子育ての方針として、
本人が持ち合わせている自己免疫力を信じて
なるべくワクチンやお薬を入れずに育てられたら
その後の人生が整体的には、とっても楽になると考えている母(私)なわけですが、
それは大半の人が信じる“常識”とはちょっと違う。
その両方の見解を熟知している本間先生の発信は
とても心強く、有り難い。
何よりソフトな表現が現代的でとても読みやすく、
一家に一冊‼︎おすすめしたい本です。
 
 
 
出産という未知の世界に飛び込んでいく時、
あなたはどんな光景を目にするでしょうか。
自分の幼少期を癒す旅が待っているかもしれないし
当時の親の苦労が垣間見れ、感謝で涙が止まらなくなることもあるかもしれません。
センシティブな時期なので、単純につらくて、メソメソしてしまうことだってあるかも。
 
でも、大丈夫。
みーんな、そうだから。
 
活字を読む気力も、時間もないかもしれない。
でもふとめくったページから、
勇気や優しさが受け取れるかもしれない。
目からウロコのヒントが載っているかもしれない。
だから、ちょっとマニアックなラインナップだけど、ご紹介しました。
 
今回紹介した本じゃなくても、
あなたを癒やし、元気づけ、笑顔にしてくれる
出会いがありますように。
 
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日に日に成長する我が子とともに、
本当にめまぐるしく変化する毎日。
楽じゃないけど、幸せ。
楽しいだけじゃないから、幸せなのかも。
がんばってね、ファイト。