からだを信じて生きてみる

なでしこ合気道という名前で、三枝流メソッドを伝えています。三枝誠(龍生)の娘ブログ。

ベテランとアマチュア


子供のころの自分は、何もできなくて
たくさんのことに不器用で
とてもシャイだった

自分のことに自信が持てないと
人間は強くあろうと、気張るもので。

目指すは、なんでも完璧にこなす大人だった

ところが、三十路付近になると
もうそこそこ、いろんな人に出会うようになって
自分も、デキることが増えてくると
デキナイ人を見て、批判する心が芽生えたりする

ダメだね、とか。そこはそうじゃない、とか。

だけど、それはあくまで自分が強い気持ちの時で
なんだかしんみり弱気な時は
不慣れでも、一所懸命接客しようとする新人さんの
応対に、心が癒されたりする


かたや、まるで非の打ちどころがなく
パリッと仕事をしているベテランさんの
応対に、ビクッとさせられたりする


サービスの形としては、まったく間違えていないのだけど、
鉄壁のような自信や態度が、決して相手を
気持ちよくさせるばかりではないことを知る


ミスをしてしまっても、「ごめんなさい」が言えたり
すぐに直そうと努めたり、笑顔になれる人の接客の方が、
気持ちいいものなんだとやっと分かるようになる

それも、一生懸命 “ 完璧 ” を目指してきたから
見える景色なのかもしれないけれど。



非の打ちどころがないようなベテランと、素直で笑顔のアマチュアなら、
年を取ったとしても、後者の人間になりたいと思ふ




そんなことを、自戒を込めて書いてみる。

 

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