からだを信じて生きてみる

サエグサ流メソッドを知って、からだの声を聴いて、もっと自分らしく! サエグサ龍生(三枝誠)の娘ブログ。

いい男の条件。

 

この仕事に就いた15の時から、

ずいぶんと色々な話を聞いて育ちました。

いわゆる、「耳年増(みみどしま)」です。

 

当時、高校生だった私の見解は、

憧れるような “ いい男 ” は、

大抵、結婚していて

子どももいて

愛人の一人や二人は、いるもの

という、冷めたものでした。

 

バーで年の差カップルを目にすると、

それは、当然ながら浮気で、

夜のデート中なのだと考えるようなコで。

あとで、ただの純愛カップルだと聞いて、

逆に、目をまるくするような、

そんな斜に構えたコでした(笑)

 

 

本能として、

女はいつでも、優秀な男性を探すものです。

遺伝子を残すために

そうプログラミングされているのでしょう。

 

ところが、

何をもって優秀と判断するか、が

わからなくて

甘い言葉に惑わされてしまったり

苦労するわけです。

 

父は、よく

「女は在る、男は成る」

(女はある、男はなる)

と言います。

 

子宮を持って生まれた女性は、

サバイバルできるように

からだの構造が出来ています。

それは、例えば、体から悪いものを

排出する力だったりするのですが

結局は、妊娠に耐えられるように

できているワケです。

 

女性には、毎月生理があって、

自分が女だという認識が深まります。

でも、男性には、それがないので

日々、自分で自分を叱咤しなければ、

本当の男には、成れん!

人ごとでないように、

いつも熱弁する父なのです。

 

 

中国では、

丈夫の “ 夫 ” は = 男性 を表し、

 “ 丈夫 ” は = 成人男性 を言い、

特に立派な男性のことを = “ 大丈夫 ”

と言うそうです。

 

つまり、元来 “ 大丈夫 ” とは、

強くて、健康で、しっかりした男性

という意味なのです。

 

「大丈夫!!」とは、

男が男らしく、宣言する、

「俺に任せとけ!」という合言葉なわけです。

なでしこ的には、うっとりする話です。

 

あ、そういうと、

マッチョを思い浮かべる人がいますが

体格のことではありませんよ、念のため。

 

 

 

父の4年ぶりの新著が出ました。

題して、「大丈夫」

いつも聞いているような話から、

初めて活字になった話など、

長年付き人をしている私も感動する話まで

盛り込まれています。

 

内容は一見とても幅広いように感じるのだけど

核となる部分は同じなので、

新しい価値観やひらめきをもらえます。

そして、自分より年上の人生の先輩だって

いまだに失敗や気づきがあることを知り、

ちょっと安心できるような

勇気をもらえる本になっています。

 

あなたに、刺さる話はどんなでしょう。

本日、発売です。ぜひ。

大丈夫

大丈夫

 

 

 

私は、女性だって、

“成る”必要性を感じていたのですが、

今回の本で、父が言わんとしている

ことがハッキリ、分かりました。

 本文の「男とは鍛なり」を読んで。